TAG
芋粥
芥川龍之介『芋粥』の登場人物、あらすじ、感想
『芋粥』は1916年に発表された作品で、芥川龍之介のペンネームで発表されたものとしては、『羅生門』、『鼻』に続く三作目となります。前二作と同じく、古典を題材とした「歴史もの」のうちの一つで、『宇治拾遺物語』に含まれる説話を典拠としています。 この作品の主人公は、四十歳を超した風采の上がらない五位(平安朝における位)です。五位は、からかわれても怒らないため、人々から軽蔑されていました。そんな五位 […]