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太宰治『畜犬談』の登場人物、あらすじ、感想

 『畜犬談』は、1939年(昭和14年)に発表された太宰治の短編小説です。太宰治の作品の特徴の一つである、ユーモアのセンスが遺憾なく発揮され、笑いを誘う文章を楽しむことができる作品となっています。 このページでは『畜犬談』の登場人物、あらすじ、感想を紹介します。 畜犬談 —伊馬鵜平君に与える— ※ネタバレ内容を含みます。 『畜犬談』の登場人物・犬 私いつの日か犬に食いつかれるであろうという確信を持 […]

太宰治『きりぎりす』のあらすじ、感想、考察

 『きりぎりす』は、1940年に発表された太宰治の短編小説です。太宰治が得意とする、女性の一人称で書かれた作品の一つで、急に売れっ子になった画家の妻が語り手になっています。 名声を得るにつれ、金にこだわり、陰口ばかりをたたく嘘つきな男になってしまった夫の変化が妻からの視点で語られます。その一方で、その変化を受け入れることができない語り手の偏狭さや強すぎる自己愛も客観的な視点から読み取ることができ、 […]

太宰治『皮膚と心』の登場人物、あらすじ、感想

 『皮膚と心』は、1940年に発表された太宰治の短編小説です。太宰治の得意とする、女性一人称の形式で、吹き出物が全身に広がる語り手の女性の心境の変化が細かく描写される作品です。 このページでは『皮膚と心』の登場人物、あらすじ、感想を紹介します。 皮膚と心 ※ネタバレ内容を含みます。 『皮膚と心』の登場人物 私語り手。二十八歳。容姿にコンプレックスがあり、縁談がまとまらず、母と妹を助けながら自活して […]

太宰治『姥捨』の登場人物、あらすじ、感想

 『姥捨』は、昭和十三年に雑誌「新潮」に発表された短編小説です。その前年の昭和十二年、太宰治は、同棲していた小山初代と水上温泉で心中事件を起こしており、その時の経験をもとに書かれた作品です。  過ちを犯した妻とともに心中しようとする夫を描いた私小説風の作品でありながらも、暗さはなく、むしろユーモア溢れた語り口で楽しませてくれる作品となっています。  このページでは『姨捨』の登場人物、あらすじ、感想 […]

太宰治『パンドラの匣』ってどんな話?作品の内容を詳しく解説

太宰治作『パンドラの匣』の登場人物、あらすじを詳しく紹介するページです。作品の概要や管理人の感想も。 パンドラの匣 (新潮文庫) 『パンドラの匣』の主な登場人物 ※詳しい登場人物紹介はこちら ひばり(小柴利一)二十歳。中学校卒業時に肺炎にかかり、喀血して健康道場に入れられる。親友の「君」に宛てて手紙を書いている。 君ひばりの親友。詩人を目指している。 田島場長健康道場の院長。あだ名は清盛。新しい結 […]

太宰治『パンドラの匣』の詳しい登場人物紹介

太宰治作『パンドラの匣』の登場人物を詳しく紹介するページです。ネタバレ内容を含みます。 パンドラの匣・ヴィヨンの妻 ─まんがで読破─ ※簡単な登場人物紹介はこちら(『パンドラの匣』トップ) ※『パンドラの匣』の詳しいあらすじはこちら ひばり(小柴利一)二十歳。中学校を卒業と同時に肺炎にかかり、高等学校に入学することができずに自宅で療養していた。しかしそのような生活に焦りを感じ、過剰な畑仕事をしたこ […]

太宰治『パンドラの匣』の詳しいあらすじ

太宰治作『パンドラの匣』の詳しいあらすじを紹介するページです。ネタバレ内容を含みます。 パンドラの匣 [DVD] ※簡単なあらすじはこちら(『パンドラの匣』トップ) ※『パンドラの匣』の詳しい登場人物紹介はこちら この小説は、「健康道場」という結核療養所にいる二十歳の「僕」から、その親友である「君」に当てた手紙の形式になっています。 幕ひらく  「僕」は、中学校を卒業と同時に肺炎を起こし、三ヶ月寝 […]

太宰治『正義と微笑』ってどんな話?作品の内容を詳しく解説

太宰治作『正義と微笑』の登場人物、あらすじを紹介するページです。作品の概要や管理人の感想も。 学研の日本文学 太宰治: 正義と微笑 『正義と微笑』の主な登場人物 ※詳しい登場人物紹介はこちら 芹川進十六歳から日記をつけ始める。一高受験を控えた旧制中学校の四年生。心の奥底では映画俳優になりたいという夢を抱いている。 兄帝大の英文科の四年生だが、これまでに何度も留年している。毎日徹夜で小説を書いている […]

太宰治『正義と微笑』の詳しい登場人物紹介

太宰治の中編小説『正義と微笑』の登場人物を詳しく紹介するページです。ネタバレ内容を含みます。 パンドラの匣 (新潮文庫) ※もっと簡単な登場人物紹介、あらすじはこちら(『正義と微笑』トップ) 芹川進とその家族 僕(芹川進)十六歳の四月から日記を書き始める。学年の中から唯一、四年生から一高を受験するために勉強をしていた。しかし本当の夢は映画俳優になることで、怠惰な学生生活を送っていたため、一高の試験 […]

太宰治のオススメ代表作7選

『人間失格』や『斜陽』など、破滅的な作品を多く残している太宰治ですが、実は本当にユーモアがあって明るいんです。今回は没後70年を経ていまだに多くのファンを獲得し続けている彼の作品の中から、オススメを紹介します。ネタバレにならない程度の作品内容と、読みやすさ、入門者向けかどうかなどの情報も載せていますので、作品選びの参考にしてください。(随時更新。) 人間失格  言わずと知れた有名作品です。累計発行 […]