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2021年4月

森鴎外『堺事件』の登場人物、詳しいあらすじ、感想

 『堺事件』は、一九一四年に発表された、森鴎外の歴史小説です。 一八六八年、無許可で上陸したフランスの水兵たちを、当時堺の町を取り締まっていた土佐藩の歩兵隊が銃撃して殺害し、その罪を問われて切腹した事件を題材にした作品です。この事件は、明治天皇がフランスの公使への謝意を表したり、伊藤博文が事件の解決のために奔走したりと、日本政府が初めて経験した大きな外交問題のひとつであったようです。切腹の際、藩士 […]

ルイス・キャロル『鏡の国のアリス』の詳しいあらすじ

ルイス・キャロル作『鏡の国のアリス』(Through the Looking-Glass, and What Alice Found There)の章ごとの詳しいあらすじを紹介するページです。 リンク ※ネタバレ内容を含みます。 ※簡単なあらすじはこちら(『鏡の国のアリス』トップページ) 1 鏡の家  アリスの飼い猫ダイナは、二匹の子供の親猫になっていました。アリスはそのうちの黒いほうをキティ、白 […]

森鴎外『阿部一族』の登場人物、詳しいあらすじ、感想

 『阿部一族』は、一九一三年に発表された森鴎外の短編小説です。 江戸時代初期、熊本藩初代藩主である細川忠利の一周忌に、家臣である阿部権兵衛が自分の髻(ちょんまげのことです)を位牌に添えて投獄されたことで、他の兄弟をはじめとする阿部一族が屋敷に籠城し、細川家に仕える武士たちによって討ち取られた事件を題材にした作品です。鴎外が数多く残した歴史小説の中でも代表的な作品で、この時代に生きた武士たちのすさま […]

森鴎外『うたかたの記』の登場人物、詳しいあらすじ、感想

 『うたかたの記』は、一八九〇年に発表された森鴎外の短編小説です。 鴎外のドイツ三部作(他の二作品は『舞姫』と『文づかい』です。)と呼ばれる、主にドイツを舞台とした初期作品の二番目に当たり、ミュンヘンに留学中の画学生・巨勢と、数奇な人生を辿り美術学校のモデルとなっている少女マリイとの、儚い運命が描かれます。 作中に登場する国王は、実在したバイエルン国王のルートヴィヒ二世です。彼は建築や音楽に金を惜 […]