アベ・プレヴォ『マノン・レスコー』の詳しい登場人物紹介

アントワーヌ・フランソワ・プレヴォ・デグジル(アベ・プレヴォ)作『マノン・レスコー』または『騎士デ・グリューとマノン・レスコーの物語』の登場人物を詳しく紹介するページです。ネタバレ内容を含みます。


マノン・レスコー (光文社古典新訳文庫)

※もっと簡単な登場人物紹介はこちら(『マノン・レスコー』トップ)

※『マノン・レスコー』の詳しいあらすじはこちら


この物語の書き手。土地の相続に関する用事の帰りにパシーに立ち寄り、アメリカへ連行されようとするマノン・レスコーと、マノンとともにアメリカへ渡ろうとするシュヴァリエ・デ・グリューに出会う。デ・グリューがマノンと話すたびに護送の兵卒から金銭を要求されていることを知り、金を渡してやり、兵卒にも二人が話をすることを許可するよう伝える。
その約二年後、カレーの町でアメリカ帰りのデ・グリューと偶然再会し、不自由のないように援助をしてやる代わりにこれまでの経緯を聞き、それを忠実に物語にしたためる。

シュヴァリエ・デ・グリュー
名家の貴族。留学先のアミアンでは、物静かな、学問を好む模範的な生徒で、優秀な成績で哲学の課題を修了し、アカデミー(貴族教育を行う学校)に入学する予定であった。
十七歳の頃、修道院に入れられようとしているマノン・レスコーと偶然出会い、その美しい容姿に惹かれ、自分についてくれば幸福にすると宣言して連れ出し、パリでの生活を始める。
しかし間もなく隣人のB‥氏と関係を持つようになったマノンに裏切られ、父親に自分たちの居場所を知られ、自宅へと連れ戻される。半年間自宅に監禁され、マノンとB‥氏への復讐を誓いながら生活していたが、チベルジュの助けなどにより改心し、僧になりたいという思いを抱くようになる。神学校に入り、一年近くを神学の研究に没頭し、アベ・デ・グリューという僧名となり、公試を受けるためにソルボンヌでの勤行を行う事を決意する。しかしその噂を聞きつけたマノンが自分の元へ馳せつけると、以前にも増して激しく惹きつけられ、言われるがまま神学校を逃亡し、シャイヨーでの生活を始める。間もなくマノンにせがまれてパリにも部屋を借り、偶然通りがかったマノンの兄のレスコー氏がその部屋に入り込んで饗宴を始め、支払いを押し付けられるようになる。
シャイヨーの家が火事で焼けたため、チベルジュに泣きついて金を借り、レスコー氏に相談して賭博師の仲間に入り、火事で失った損失を補うほどの金を手に入れる。しかし恋仲になった自分の召使とマノンの小間使いが家の金品を持ち出して逃げたため、自分達が落ちぶれたことを知ったマノンに、好色な老人G‥M‥氏の元へと逃げられてしまう。レスコー氏の勧めに従って、マノンの弟の振りをしてG‥M‥氏が用意した部屋に入り込み、宝飾と金を受け取ったマノンを連れて逃げ出すが、その悪事により警官に捕らえられ、サン・ラザールの感化院に入れられる。
感化院では刑期を縮めるために模範的な態度を示し、院長を満足させるが、G‥M‥氏が訪れてきてマノンがオピタル(品行の悪い女性を監禁する施設)に入れられたことを知ると、G‥M‥氏に襲いかかり、半年間の刑期を言い渡される。
手紙でチベルジュを呼び寄せ、ある紳士宛に自分の手紙を渡してほしいと頼み、その紳士宛の手紙の中にレスコー氏宛の手紙を入れる。手紙での指示通り自分の兄のふりをしたレスコー氏がやってくると、短銃の調達を頼み、手に入れた短銃で院長を脅し、飛びかかってきた小間使いを撃ち殺してサン・ラザールの外へ出る。
その後オピタルの管理人の息子T‥氏の情に訴え、マノン奪還にのための協力を仰ぎ、外に連れ出してもらう。しかし諍いを起こした馭者にレスコー氏が殺されてしまったため、逃げ出してシャイヨーの宿で生活を始める。再びチベルジュに金を借り、警察から隠れて賭博を行い、親友となったT‥氏と多くの時間を過ごす。
G‥M‥氏の息子(G‥M‥)がマノンに近づこうとしていることをT‥氏から知るが、マノンのことを信じ込むようになっていたため警戒心が薄れ、父親のG‥M‥氏に復讐をするため、わざとそのG‥M‥をマノンに近づけ、マノンが金と贈り物を受け取った後で逃亡しようという計画を立てる。しかし、目もくらむような贈り物を見たマノンが、G‥M‥に身を任せることを決心してしまったため、T‥氏にG‥M‥を呼び出してもらい、その間にマノンの元を訪れ、苦しい胸の内を訴える。T‥氏からの手紙の勧めにより、近衛兵を雇ってG‥M‥を捕らえてもらい、その間にマノンを独占しようとするが、息子が捕らえられたと知った父親のG‥M‥氏が自分たちを探し出し、警察に取り押さえられる。
シャトレーの刑務所に入ると、訪れてきた父の哀れみを誘い、G‥M‥氏と話し合ってもらい、自分を放免させることに成功する。しかしマノンがアメリカへ護送されることになったため、その決定を行った父と決別し、チベルジュとT‥氏に金を借り、兵卒を雇ってマノンを護送している馬車の襲撃を企てる。しかし金を受け取った味方の兵卒が襲撃の直前に逃げ出したため、護送の兵卒たちに金を渡し、マノンについてアメリカに渡ることを決心する。
アメリカ行きの船に乗り込むと、マノンと夫婦を装い、同じ部屋をあてがわれ、植民地ヌーヴェ・ロルレアンに着いてからも首長の計らいによりマノンと同じ家に住む。
正式な結婚を行おうとして、これまで結婚していなかったことを首長に伝えると、マノンに恋心を抱いていた首長の甥のセヌレが、自分たちの結婚を禁じるよう根回しをしてしまう。そのためセヌレと決闘を行い、剣で突き刺し、殺したと思い込んで、マノンを連れて逃亡する。イギリスの植民地を目指しながら、アメリカの荒野を一晩さまようも、これ以上歩けなくなったマノンが息を引き取ったため、墓を彫って埋葬し、自分もその場所で死ぬのを待つ。しかし捜索に出された村人に助け出され、九死に一生を得る。
その後三か月間、人間への嫌悪を感じながら、あらゆる薬を拒否し、死を待ちながら生活するが、そのうちに心に静寂を取り戻し、仕事に身を入れ、正しい生活を送るようになる。
チベルジュがフランスへの帰国を勧めるためにアメリカまで渡ってきたため、これに深く感謝し、一緒に帰国する。
帰国後に父の死を知る。その後、ある親戚の貴族の家で兄に会うこととなっている。

マノン・レスコー
享楽的な性格を矯正するため、両親によって修道院に送られようとしているところを、自分の美貌に魅了されたシュヴァリエ・デ・グリューに助け出され、遁走する。
身分の高いデ・グリューの愛人になったことに得意になり、パリでの生活を始めるが、間もなく隣人のB‥氏の誘惑を受け、デ・グリューが留守の間に関係を持つようになる。高額の援助を行うB‥氏と結託してデ・グリューを裏切ることを決心し、デ・グリューの父に手紙を送って居場所を知らせ、実家へ連れ去ってもらうように取り計らう。
しばらくはB‥氏の援助によって裕福な生活を送っていたが、デ・グリューが僧になるための公試を受ける事がパリ中に知れ渡ると、その勤行を見にソルボンヌへ駆けつけ、デ・グリューを再び虜にさせる。
神学校を逃亡したデ・グリューとシャイヨーでの生活を始めるが、間もなくパリが恋しくなり、デ・グリューにパリでも家を借りさせる。
恋仲になった自分の小間使いとデ・グリューの召使が金と着物を盗み出して逃げたため、自分たちが落ちぶれたことを悟り、兄の勧めに従って好色な老人G‥M‥氏のもとへ貞節を捨てに行く。自分の弟の振りをして家に潜り込んできたデ・グリューと結託し、G‥M‥氏を騙して、金銭と宝飾を受け取った後で逃げ出すが、警官に捕らえられ、オピタルに入れられる。
デ・グリューやT‥氏の協力によりオピタルを逃げ出すと、シャイヨーでの新しい生活を始める。G‥M‥氏の息子(G‥M‥)が自分に興味を示すようになると、父親への復讐を果たすため、デ・グリューと結託し、贈り物を受け取った後で逃亡する計画を立てる。しかしG‥M‥が用意した贈り物に目がくらんで身を任せることを決め、デ・グリューには一晩の慰みのために美しい少女を贈る。しかしG‥M‥が外出した隙にデ・グリューがやってくると、G‥M‥の財産で、デ・グリューと楽に暮らすことだけを考えていたと主張する。
G‥M‥を呼び出していたT‥氏からの手紙の提案で、戻ってくるG‥M‥引き止め、その間にG‥M‥が用意した部屋でデ・グリューと晩餐をとり、一晩を明かす計画を知ると、その計画を実行にうつすことに賛成し、デ・グリューが雇った近衛兵にG‥M‥を連れ去ってもらう。しかしこれがG‥M‥の父の老G‥M‥氏に気づかれ、警察に捕らえられてしまう。
シャトレーの刑務所に入り好待遇を受けるが、デ・グリューの父とG‥M‥氏の会合の結果、アメリカの植民地へと送られることとなる。その護送の途中で、デ・グリューが救出に駆けつけるが失敗したため、ともにアメリカへと渡る。
アメリカの植民地ヌーヴェ・ロルレアンに着くと、デ・グリューと結婚していることを装いながら慎ましく生活する。生活が落ち着くとデ・グリューからの正式な結婚の申し込みを受け、それを受け入れるが、自分に想いを寄せていた首長の息子のセヌレにより、その結婚を禁止する根回しが行われる。これを知ったデ・グリューがセヌレと決闘して剣で刺したため、村を追われることとなり、アメリカの荒野で歩くこともままならなくなり、息を引き取る。

チベルジュ
シュヴァリエ・デ・グリューのアミアン留学中からの親友。デ・グリューの三歳年上。財産がなかったため、僧侶になるための勉強をしながら神学校に通う。
自分との散歩中にデ・グリューがマノン出会い、駆け落ちの計画を立てると、その計画に反対したため、二人に欺かれて遁走を許す。
その後六週間にわたってパリを探しまわり、B‥氏に囲われて立派な身なりをしているマノンを見つける。
デ・グリューがマノンの裏切りによって自宅へと連れ戻されると、そこへ駆けつけ、賢明な人生を送るよう助言を与える。自分の影響によってデ・グリューが神学に没頭するようになると、涙を流して喜ぶ。
マノンとともに神学校から逃亡したデ・グリューが久しぶりに現れ、金の無心を頼み始めると、住居を教えることを条件に金を貸してやる。しばしばデ・グリューを訪れて訓戒を垂れるが、デ・グリューがマノンとの快楽に溺れ、一向に金を返そうとしないため、激高して立ち去る。
デ・グリューがサン・ラザールの感化院に入ると、頼まれた通りある紳士に手紙を運んでやる。その手紙の中身がレスコー氏に渡るようになっており、結果的にデ・グリューが短銃を手に入れ、感化院を逃亡する片棒を担ぐことになる。
デ・グリューのサン・ラザール逃亡後や、シャトレー出所後も金を貸してやり、父親との和解を勧める。
デ・グリューがマノンを追ってアメリカへ渡ったことを知ると、心を痛め、帰国を勧めるためにアメリカへ渡ることを決心する。海賊に襲われながらも巧みに脱走し、ヌーヴェ・ロルレアンへとたどり着く。アメリカで二ヶ月を過ごした後、デ・グリューとともにフランスへと帰る。

デ・グリューの父
名家の貴族。デ・グリューを貴族教育を行う学校のアカデミーに入れる予定であった。デ・グリューとマノンの最初の遁走後、マノンとB‥氏からの手紙によってその居場所を知り、デ・グリューの兄に命じて自宅へと連れ戻させて監禁し、新しい貞淑な娘を探し出してやろうとする。
再びデ・グリューが神学校からマノンとともに遁走したため、しばらくは絶縁状態が続いていた。チベルジュに和解を勧められたデ・グリューからの手紙を読むと、パリにやってきて、その二日後にデ・グリューが捕らえられてシャトレーの刑務所にいることを突き止める。
デ・グリューの放蕩を責めるも、事情を聴いて同情し、老G‥M‥氏に掛け合って息子を刑務所から出すことを納得させる。しかし、それと同時に、マノンをアメリカへ移送することを決めたため、デ・グリューと絶縁状態になる。デ・グリューがアメリカにわたっている間に死去。

レスコー氏
マノンの兄。粗野な近衛兵。パリに住居を構えたマノンを見つけると部屋に入り込み、身を持ち崩したと噂されていたマノンに酷い言葉をかけるが、その愛人であるデ・グリューの身分のことを知ると、マノンに謝罪し、一緒に暮らしたいと申し出る。デ・グリューがその申し出を仕方なく受け入れると、友人を呼んで饗宴を始め、支払いをデ・グリューたちに押し付ける。
シャイヨーの家を火事で失ったデ・グリューに相談を受けると、マノンを金持ちに売ることや、老いて淫蕩な夫人と通じることを勧め、賭博師仲間に紹介する。
恋仲になったデ・グリューの召使とマノンの小間使いが金品を盗み出して逃げると、好色な老人G‥M‥氏に身を任せると非常に利益になるとマノンに説く。G‥M‥氏にはマノンに養育している弟がいると嘘をつき、その弟の振りをして、G‥M‥氏の用意した家にいるマノンのもとへ潜り込むことをデ・グリューに勧める。
G‥M‥氏を騙したことで捕らえられたデ・グリューからの手紙を受け取り、その指示通りに兄の振りをしてサン・ラザールに入り、短銃を依頼され準備する。その短銃を使って逃亡してきたデ・グリューを出迎える。
オピタルからマノンを奪還したデ・グリューと落ち合うが、馭者と金銭のことで諍いを起こし、その馭者の恨みを買って殺される。

B‥氏
司税官。デ・グリューとマノンが初めて共に生活を始めたパリの部屋の隣人。二人が隣に住むようになると、まもなくマノンを誘惑して関係を持ち、高額の援助を行うようになる。デ・グリューを裏切ることを決意したマノンと結託し、デ・グリューの父に手紙を書いて自宅へと連れ帰らせるよう取り計らう。

G‥M‥氏
好色な老人。レスコー氏によってマノンを紹介されると、愛人として囲おうとするが、マノンの弟のふりをして家に潜り込んできたデ・グリューに騙され、多額の金銭と宝飾を渡した後で逃げられる。そのため警官に二人を捕らえさせ、デ・グリューをサン・ラザールの感化院に、マノンをオピタルに入れる。
感化院で改心した様子を見せるデ・グリューを訪れるが、マノンをオピタルに入れたことを知らせると、怒りに我を忘れたデ・グリューに遅いかかられ、より厳しい方法で罰するよう院長に指図する。
その後、自分の息子がマノンを誘惑し、自分たちに復讐を果たそうとするデ・グリューの雇った近衛兵に誘拐されたため、デ・グリューとマノンを捕らえてシャトレーの刑務所へ入れる。その後デ・グリューの父の訪問を受け、デ・グリューを放免することには同意したものの、マノンのアメリカへの護送を要求する。

サン・ラザール感化院の院長
G‥M‥氏を騙して捕らえられたデ・グリューの面倒を見る。始めデ・グリューをただの放蕩者だと思っていたが、G‥M‥氏によって捕らえられた経緯を聞くと同情を示し、警視総監のところへ行って釈放のための話をする。しかしデ・グリューの刑期を縮めることはできず、短銃を手に入れたデ・グリューに脅され、小間使いを一人殺され、外へ逃れさせてしまう。しかし、寛大にも、そのことを警視総監に言わずにおく。

T‥氏
オピタルの管理人の息子。マノンを救い出そうとするデ・グリューの訪問を受け、話を聞いて深く同情し、力を貸すことを申し出る。オピタルでデ・グリューとマノンを引き合わせ、二人の再会に感動して涙を流し、マノン脱走に力を貸すことを誓う。
男物の胴衣を二枚重ねてオピタルに入り、そのうちの一枚をマノンに着せ、夜の闇に紛れて逃亡させる。
奪還が成功すると、マノンの服の代金を快く払ってやり、毎日のようにデ・グリューと過ごすようになる。G‥M‥氏の息子がマノンに近づこうとしていることを知ると、これをデ・グリューに伝え、注意を促す。マノンがG‥M‥の誘惑に負けたことをデ・グリューから知らされると、G‥M‥を呼び出し、さらにデ・グリューに手紙を書いてG‥M‥を足止めさせ、その間にG‥M‥の家の晩餐とマノンを奪うことを提案する。
しかしこの提案がもとでデ・グリューとマノンが捕らえられ、マノンがアメリカへ移送されることが決まると、G‥M‥を通じて、その決定を帳消しにしてくれるように頼みに行くが失敗する。

マルセル
マノンのオピタルでの付添人。デ・グリューのマノン奪還に力を貸したことがきっかけで、オピタルを出てマノンの従僕として働くようになる。

外国の貴族
金持ちで身なりが素晴らしく立派だが、不器量な貴族。オピタル逃亡後にブーローニュの森を訪れるようになったマノンに一目ぼれし、手紙を渡して交際を申し込むが、マノンがデ・グリューを愛する人として紹介したため去っていく。

G‥M‥
G‥M‥氏の息子。T‥氏の友人。オピタルから逃亡した後のマノンに興味を抱き、近づこうと試み、四万フランの年収と、馬車、家具付きの邸宅、小間使い、下男、料理人と引き換えにマノンを誘惑する。マノンと一晩を共にしようと、自分が用意した邸宅へと連れ行くが、デ・グリューの依頼を受けたT‥氏に呼び出され、その帰りにデ・グリューが雇った近衛兵に短銃を突き付けられて捕らえられる。

首長
アメリカの植民地ヌーヴェ・ロルレアンの首長。移送されてきたデ・グリューとマノンに小さな家をあてがい、デ・グリューに要塞での仕事を与え、手厚くもてなす。二人がこれから結婚することを知ると、その結婚を祝福し、喜んで儀式への参加を表明する。しかしマノンに恋い焦がれる甥のセヌレに説き伏されて態度を一変させ、デ・グリューとマノンとの結婚を禁じるようになる。

セヌレ
ヌーヴェ・ロルレアンの首長の甥。三十歳ほどの、勇敢で気短な独身男。マノンが町に着いたその日から恋い焦がれるようになったものの、マノンがデ・グリューと結婚していると思い込み、その恋心を押し隠していた。
しかしデ・グリューとマノンが結婚していないことを知ると、甥の首長を説き伏せ、二人の結婚を禁じてもらう。これを知って憤慨したデ・グリューと剣での戦いを挑んでひと突きにされるが、その後息を引き返し、逃亡したデ・グリューとマノンの行方を探させる。
デ・グリューが助け出されると、マノンの死に心を痛め、デ・グリューを許し、マノンの遺体を立派な場所に移す心配りをする。