文学ブログ

作品紹介、ときどき詳しいあらすじ、ときどき感想

ルイス・キャロル『不思議の国のアリス』の詳しいあらすじ

ルイス・キャロル作『不思議の国のアリス』の詳しいあらすじを章ごとに紹介するページです。 不思議の国のアリス (角川文庫) ※ネタバレ内容を含みます。 ウサギ穴をおりると  土手の上で姉の隣に座っていたアリスが退屈を感じていると、一匹の白ウサギがすぐそばを通りがかりました。そのウサギはチョッキを着ていて、「たいへんだ、たいへんだ、遅刻しそうだ!」と呟きながら、ポケットから時計を取り出しました。驚いた […]

夏目漱石『門』の詳しい登場人物紹介

夏目漱石作『門』の登場人物を詳しく紹介するページです。 それから 門 (文春文庫) ※ネタバレ内容を含みます。 ※もっと簡単な登場人物紹介、あらすじ、感想はこちら(『門』トップ) ※『門』の詳しいあらすじはこちら 野中宗助東京の相当な資産のある家の息子で、頭がよく、多くの友人があり、楽天的な性格だった。京都の大学に入学すると、講義の時によく隣り合わせになる安井と親友となる。学年の終わりに郷里に戻り […]

太宰治『畜犬談』の登場人物、あらすじ、感想

 『畜犬談』は、1939年(昭和14年)に発表された太宰治の短編小説です。太宰治の作品の特徴の一つである、ユーモアのセンスが遺憾なく発揮され、笑いを誘う文章を楽しむことができる作品となっています。 このページでは『畜犬談』の登場人物、あらすじ、感想を紹介します。 畜犬談 —伊馬鵜平君に与える— ※ネタバレ内容を含みます。 『畜犬談』の登場人物・犬 私いつの日か犬に食いつかれるであろうという確信を持 […]

夏目漱石『門』の登場人物、あらすじ、感想

 『門』は、1910(明治43年)に発表された夏目漱石の小説です。『三四郎』、『それから』に続く、前期三部作の最終作で、友人を裏切って妻を手に入れた主人公のその後が描かれます。独立した作品としても読めますが、『三四郎』、『それから』の読了後に読むと、より楽しめる作品となっています。 このページでは。『門』の登場人物、あらすじ、感想を紹介していきます。 門 (新潮文庫) ※ネタバレ内容を含みます。 […]

太宰治『きりぎりす』のあらすじ、感想、考察

 『きりぎりす』は、1940年に発表された太宰治の短編小説です。太宰治が得意とする、女性の一人称で書かれた作品の一つで、急に売れっ子になった画家の妻が語り手になっています。 名声を得るにつれ、金にこだわり、陰口ばかりをたたく嘘つきな男になってしまった夫の変化が妻からの視点で語られます。その一方で、その変化を受け入れることができない語り手の偏狭さや強すぎる自己愛も客観的な視点から読み取ることができ、 […]

夏目漱石『門』の詳しいあらすじ

夏目漱石の前期三部作の最終作『門』の詳しいあらすじを紹介します。この作品は、時系列が入り組んでおり、主人公の野中宗助とその妻の御米の現在の物語が進行する中に、二人の過去の物語が断片的に挿入されています。このページでは、作品に書かれている順番にあらすじをまとめています。 それから 門 (定本 漱石全集 第6巻) ※ネタバレ内容を含みます。 ※簡単なあらすじ、登場人物、感想はこちら(夏目漱石『門』トッ […]

アベ・プレヴォ『マノン・レスコー』の登場人物、あらすじ、感想

 マノン・レスコーは、1731年に出版されたアベ・プレヴォ(アントワーヌ・フランソワ・プレヴォ・デグジル)の長編小説です。 アベ・プレヴォは、1679年、フランス北部の町の検事の次男として生まれた人物で、修道僧として勉強した後で軍隊に入り、オランダに渡ると二人の女性と結婚して別れたと言われています。その後フランスへ戻り、修道院生活を送りながら文筆活動を行うも、宗教の掟に反して追放され、イギリスへ渡 […]

太宰治『皮膚と心』の登場人物、あらすじ、感想

 『皮膚と心』は、1940年に発表された太宰治の短編小説です。太宰治の得意とする、女性一人称の形式で、吹き出物が全身に広がる語り手の女性の心境の変化が細かく描写される作品です。 このページでは『皮膚と心』の登場人物、あらすじ、感想を紹介します。 皮膚と心 ※ネタバレ内容を含みます。 『皮膚と心』の登場人物 私語り手。二十八歳。容姿にコンプレックスがあり、縁談がまとまらず、母と妹を助けながら自活して […]

アベ・プレヴォ『マノン・レスコー』の詳しい登場人物紹介

アントワーヌ・フランソワ・プレヴォ・デグジル(アベ・プレヴォ)作『マノン・レスコー』または『騎士デ・グリューとマノン・レスコーの物語』の登場人物を詳しく紹介するページです。ネタバレ内容を含みます。 マノン・レスコー (光文社古典新訳文庫) ※もっと簡単な登場人物紹介はこちら(『マノン・レスコー』トップ) ※『マノン・レスコー』の詳しいあらすじはこちら 私この物語の書き手。土地の相続に関する用事の帰 […]

太宰治『姥捨』の登場人物、あらすじ、感想

 『姥捨』は、昭和十三年に雑誌「新潮」に発表された短編小説です。その前年の昭和十二年、太宰治は、同棲していた小山初代と水上温泉で心中事件を起こしており、その時の経験をもとに書かれた作品です。  過ちを犯した妻とともに心中しようとする夫を描いた私小説風の作品でありながらも、暗さはなく、むしろユーモア溢れた語り口で楽しませてくれる作品となっています。  このページでは『姨捨』の登場人物、あらすじ、感想 […]