TAG

どんな話

太宰治『走れメロス』の登場人物、あらすじ、感想

太宰治作『走れメロス』の登場人物、あらすじ、管理人の感想を紹介するページです。 リンク ※太宰治のオススメ作品はこちら 『走れメロス』の登場人物 ※ネタバレ内容を含みます。 メロス村の牧人。笛を吹き、羊と遊んで暮らしてきた。父も母も妻もおらず、十六歳になる妹と二人暮らしをしている。政治はわからないが、邪悪に対しては人一倍敏感。妹の結婚式の品を買うためにやってきたシラクサで、傍若無人な王に激怒し、城 […]

太宰治『斜陽』ってどんな作品?登場人物、あらすじを詳しく解説

 『斜陽』は、1947年に発表された太宰治の作品です。作家としての地位を既に築いた後に書かれた作品で、発売と同時にベストセラーとなり、没落した貴族のことを指す斜陽族という言葉が流行語にもなりました。現代では、『人間失格』と並ぶ、太宰治の代表作として広く知られています。 没落していく貴族の母、その母親を想いながらも、自分の中に母を弱らせる恐ろしい蛇がいると思うかず子、かず子の弟で阿片中毒の直治、直治 […]

太宰治『おさん』ってどんな作品?登場人物、あらすじを詳しく解説

 一九四七年発表の太宰治の短編『おさん』の紹介です。『おさん』とは一七二〇年に初演された近松門左衛門作の人形浄瑠璃の戯曲『心中天網島』の登場人物です。大阪天満宮に住むおさんは、紙屋を営む治兵衛の貞淑な妻でした。しかし治兵衛は遊女の小春と深い仲になります。悲嘆にくれたおさんは、自分の心の中は、鬼や蛇のようになってしまいますよ。という意味で、次のように唄います。 女房のふところには鬼が棲むかあああ蛇が […]

アントン・チェーホフ『ワーニャ伯父さん』の登場人物、あらすじ、感想

 アントン・チェーホフ作『ワーニャ伯父さん』は、1897年に発表され、1899年にモスクワ芸術座で初演されました。『桜の園』、『かもめ』、『三人姉妹』と並び、チェーホフの四大戯曲と呼ばれる作品のうちのひとつです。  退職した大学教授セレブリャコーフが、病気を患って引っ越してきた田舎の領地がこの作品の舞台です。この領地は、セレブリャコーフの前の妻の地所であり、その前妻の兄であるワーニャ伯父さんが長年 […]

太宰治『ヴィヨンの妻』ってどんな作品?登場人物、あらすじを詳しく解説します!

 『ヴィヨンの妻』は1947に発表された太宰治の短編小説です。題名に含まれる「ヴィヨン」とは、十五世紀のフランスの詩人フランソワ・ヴィヨンのことを指します。フランソワ・ヴィヨンはパリで放蕩を繰り返し、乱闘騒ぎで司祭を殺し、強盗事件を起こして逮捕された人物です。彼は死刑判決を受けましたが、恩赦によってパリ追放の刑に減刑され、その後消息を断ちました。  この小説の主人公は、放蕩を繰り返す夫と、語り手で […]

島崎藤村『破戒』の登場人物、詳しいあらすじ、感想

 『破戒』は一九〇六年、詩人として活躍していた島崎藤村が初めて自費出版した小説です。日本における自然主義を確立した作品のうちの一つであり、夏目漱石が絶賛しました。  この小説では、被差別階級出身の青年、瀬川丑松が自分の出生を周囲に告白するかどうかで苦悩する様子が描かれます。被差別階級とは、江戸時代に確立された身分制度「士農工商」のどれにも含まれない人々のことをさします。彼らはある地区にまとまって住 […]

谷崎潤一郎『痴人の愛』ってどんな話?作品の内容を詳しく解説

 1924年から1925年にかけて発表された谷崎潤一郎の長編、『痴人の愛』を紹介します。真面目なサラリーマンであった「私」(河合譲二)は、十五歳の女給だったナオミを引き取り、自分の理想の女に育てようとします。しかしナオミの淫蕩な本性が徐々に姿を現すにつれ、「私」はナオミの性的な魅力に支配されていきます。発表当時、このような奔放な女性(あるいはその生き方)をさす、「ナオミズム」という流行語が生みださ […]