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詳しいあらすじ

森鴎外『寒山拾得』の登場人物、詳しいあらすじ、感想

 『寒山拾得』(かんざんじっとく)は、一九一六年に発表された森鴎外の短編小説です。 寒山と拾得は、七、八世紀ごろに、中国浙江省東部に位置する霊山・天台山の国清寺に出入りしていたと言われる二人の僧です。彼らはいつもみすぼらしい格好で、奇声を発しながら寺の廊下を歩くといった奇行の持ち主であった一方で、仏教の教理に深く根ざした詩を、山林の石、竹、民家の壁などに書き連ねていました。 伝説では、寒山が文殊菩 […]

スタンダール『赤と黒』(第一部)の詳しいあらすじ

スタンダール作『赤と黒』(第一部)の詳しいあらすじを紹介するページです。ネタバレ内容を含みます。 リンク ※簡単なあらすじ、登場人物紹介、感想はこちら(『赤と黒』トップページ) ※第二部の詳しいあらすじはこちら ※『赤と黒』の詳しい登場人物紹介はこちら レーナル氏の家庭教師になったジュリヤン・ソレル  ドゥー川に面したフランス東部の町ヴェリエールの町長レーナル氏は、釘製造工場を持っており、その工場 […]

森鴎外『堺事件』の登場人物、詳しいあらすじ、感想

 『堺事件』は、一九一四年に発表された、森鴎外の歴史小説です。 一八六八年、無許可で上陸したフランスの水兵たちを、当時堺の町を取り締まっていた土佐藩の歩兵隊が銃撃して殺害し、その罪を問われて切腹した事件を題材にした作品です。この事件は、明治天皇がフランスの公使への謝意を表したり、伊藤博文が事件の解決のために奔走したりと、日本政府が初めて経験した大きな外交問題のひとつであったようです。切腹の際、藩士 […]

ルイス・キャロル『鏡の国のアリス』の章ごとの詳しいあらすじ

ルイス・キャロル作『鏡の国のアリス』(Through the Looking-Glass, and What Alice Found There)の章ごとの詳しいあらすじを紹介するページです。 リンク ※ネタバレ内容を含みます。 ※簡単なあらすじ、登場人物、キャラクター紹介、感想はこちら(『鏡の国のアリス』トップページ) ※詳しい登場人物、キャラクター紹介はこちら 1 鏡の家  アリスの飼い猫ダイ […]

ウィリアム・シェイクスピア『マクベス』の詳しいあらすじ

ウィリアム・シェイクスピアの四代悲劇のうちの一つ『マクベス』の幕ごと、場ごとの詳しいあらすじを紹介するページです。 リンク ※ネタバレ内容を含みます。 第一幕 第一場  三人の魔女が、つぎに三人一緒になるのはいつ、どこにしようかを話し合っています。彼女たちは、日没前の荒れ地で落ち合い、マクベスに会いに行こうと約束すると、「きれいは穢い、穢いはきれい。」と言いながら霧の中に消えて行きます。 第二場 […]

レフ・トルストイ『戦争と平和』(第二部)の詳しいあらすじ

 レフ・トルストイ作『戦争と平和』第二部のあらすじです。第二部の舞台は、1806年のアウステルリッツ戦の敗戦後のモスクワから始まります。その翌年、ナポレオンとアレクサンドル一世の会見によって締結されたティルジット条約により、ロシア国民は、フランスに対する屈辱を感じながらも束の間の平和を満喫します。内政では、ロシア自由主義の祖と言われるスペランスキーが絶頂期を迎え、立憲制国家を目指した改革を推し進め […]

ルイス・キャロル『不思議の国のアリス』の詳しいあらすじ

ルイス・キャロル作『不思議の国のアリス』の詳しいあらすじを章ごとに紹介するページです。 リンク ※ネタバレ内容を含みます。 ※簡単なあらすじ、登場人物紹介、感想はこちら(『不思議の国のアリス』トップ) ウサギ穴をおりると  土手の上で姉の隣に座っていたアリスが退屈を感じていると、一匹の白ウサギがすぐそばを通りがかりました。そのウサギはチョッキを着ていて、「たいへんだ、たいへんだ、遅刻しそうだ!」と […]

伊藤左千夫『野菊の墓』の詳しいあらすじ

伊藤左千夫作『野菊の墓』のあらすじを詳しく紹介するページです。 リンク ※ネタバレ内容を含みます。 ※簡単なあらすじ、登場人物、感想はこちら  矢切の渡しの東・矢切村の旧家の息子であった斎藤政夫は、思い出すと涙が止まらなくなる十年余り前のことを書き留めることに決めました。  当時、政夫は中学入学を控えた十五歳でした。家には、政夫の二歳上の従姉の民子が、仕事の手伝いや、病気を患っていた母親の看護のた […]

中島敦『李陵』の詳しいあらすじ

中島敦作『李陵』の章ごとのあらすじを紹介するページです。 リンク ※ネタバレ内容を含みます。 ※簡単なあらすじ、登場人物紹介、感想はこちら 一  天漢二(紀元前九十九年)九月、孝武帝(こうぶてい)の時代、漢の北辺では、匈奴の大部隊が現れ、殺人、略奪を繰り返していました。騎都尉(きとい、軍務を行う漢の官職)の李陵(りりょう)は、自分のために命を惜しまない五千人の部下とともに、匈奴(漢を脅かした遊牧騎 […]

芥川龍之介『偸盗』の詳しいあらすじ

芥川龍之介作『偸盗』のあらすじを、章ごとに詳しく紹介するページです。 リンク ※簡単なあらすじはこちら(『偸盗』トップ) ※ネタバレ内容を含みます。 一  七月のある昼下がり、朱雀綾小路の辻で、二十歳ばかりの醜い隻眼の侍が、通りがかりの老婆を呼び止めました。 猪熊の婆と呼ばれていたその老婆は、その侍が太郎であることに気づきました。二人は京都にはびこる偸盗(盗人団)の一員で、その夜は藤判官(藤原氏で […]